7年の時間旅行について考える

考察記事一覧虚ろなオカリナ

タイムパラドックス

時オカは7年間を自由に行き来できてしまうのでいろいろ不思議な現象が多いです。
時間移動により発生する矛盾とかをタイムパラドックスっていうんですよ←雑学
まあ、ゼル伝は細かいところにはこだわらない方向のゲームなんですが、ここでは敢えてそんな細かい事に突っ込んでみようと思います。
タイムスリップ
これには、パラレルワールドを使う考えと使わない考えがあります。
パラレルワールドって何?の人はこちらパラレルワールド(Wikipedia)
一応凄く単純に書くと、自分のいる世界によく似た別の世界です。
そして、基本的に過去を変えることによって現在を変える事は出来ません。
理由としては
例えば過去を変えようとします。
しかし、その過去を変えようとする行為をすること自体がすでに組み込まれていて、
過去を変えようとする行為を踏まえたうえで過去は決まっているから代えようがない。
もし過去を変えることが可能としても、それは自分が過ごした過去ではなくパラレルワールドの過去を変えたことになります。
よって、別の、つまりパラレルワールドの現在を変えることは出来ても自分がいる世界の現在は変えられないということです。
が、逆を言えばパラレルワールドを使えば違った未来の世界を作ることは可能ともいえます。

では過去、未来を変えまくってる時のオカリナではどういった時間移動が用いられているのか。
パラレルワールドなしで考える
まず、リンクが封印されている期間も遡る期間もぴったし7年と言う事にします。
するとこんな感じになります。

通常のリンクの動きはA→B→C→D→Eです。
Aが7年間の封印。Bが大人時代で行動した時間。
Cが7年間のタイムスリップ。Dが戻った後の子供時代で行動した時間。
Eが再びの封印。

こうする事で、最低限、リンク同士が会うことを防ぐ事が出来ます。
パラレル無し理論で最もキケンなのは、自分殺しです。
過去の自分を殺したら現在の自分は存在しなくなる。
現在の自分がいなければ過去の自分は殺されずに済み存在し続ける事が出来る。
過去の自分が存在すれば現在の自分も存在し過去の自分を殺す。
これ、無限ループ。

さて、この図においてBの時にハートの器を取ります。
この場合、Bより前の時間ではそこにハートの器があるはずですが実際はありません。
これはFのタイミングで誰かが取ればいいのではないかとも思いましたが、Fで誰かが取ったらBで見る事は出来ませんよね。
他にも調べると、かなりの事がハートの器と同じように説明できませんでした。
よって、アイテム面においては明らかに不可能。

まあでも、これらを「ゲームだから」で片付けたとします。
すると、次に突き当たるのはエンディングとムジュラの繋がり。

ムジュラの仮面が時のオカリナの続編である事は公式設定で、ムジュラの仮面でリンクがハイラルから旅立つ時にゼルダから時のオカリナを手渡されると言う事になっています。
ここで、問題発生。
パラレルワールドは無しで考えているので同じ時間にオカリナで時を巡っているリンクとムジュラの冒険をしているリンクが存在し、時のオカリナが二つ存在する事になります。

これは、リンクが封印された後にゼルダが封印中のリンクからオカリナも取って旅立つリンクに渡し、7年以内に返しておいた。
こうする事で解決できますが、かなりこじ付けです。無理があります。

よって、やっぱりパラレルワールド無しでは難しいみたいだって事です。
パラレルワールドで考える
次にパラレルありで考えてみます。
この考え方を使うと、あったものが消えていたりすると言うのは、単純にそういう未来があるとすれば説明がつきます。
しかし、そう簡単に全ての問題にケリはつきませんでした。

最後にゼルダに送られた子供時代で、再びリンクはゼルダに出会います。
すると、当然ゼルダはガノンドロフの反乱を阻止するべく動くでしょう。
まあそれでも反乱はやっぱり起こったとします。
そして、ハイラルの荒廃が始まります。
でも時のオカリナが無いのでトライフォースは手に入りません。
それでも何とかハイラル支配に精を出していたら、ムジュラの試練を乗り越え大きくなったリンクが現れぐしゃっと。

しかし、そうなると風タクで3人の手にトライフォースが宿っている事に説明がつきません。

と思ったんですが、抜け道がありました。
1つは、結局何らかの方法でガノンドロフがトライフォースを手に入れたとする考えです。
すると再びトライフォースは砕け、リンクと決戦。
この場合、時の扉が開いていないので時を巡る旅をしていないので風タク冒頭の伝承で「時の勇者」が現れたと言う事に矛盾しそうですが、
突然現れた勇者をまるで時を越えてきたかのように思った人々が勝手に時の勇者とよんだとすると解決できます。
伝承ってのはうわさですから真実とは限らないって事。こじ付けな面もありますが

もう1つの考えはここでもまたパラレルワールドを使うわけです。
つまり上に書いたエンディング後の物語は、ハイラルの歴史の本筋には存在すらしない裏歴史とするわけです。
こんな感じ↓

これならば、ムジュラ冒頭での「巨悪と戦いハイラルを救ったのち 彼は、伝説から姿を消した・・・ 」これにピッタシな感じ。
これが一番すっきりする答えではないかと私は思います。

ここまで、まあなんとか説明できたと思いますが、嵐の歌。
嵐の歌は音楽おじさんが大人リンクに教え、それを子供リンクが吹くことで音楽おじさんに教える。
じゃあ、誰が考えたの?って。
これは持論としてはイカーナが発信源だったんですが、
ムジュラがパラレル(裏歴史)ならば、イカーナもパラレルなわけで、嵐の歌がガノンドロフの支配したハイラルに行く可能性は無いと。

この場合、謎のオカリナ少年がリンクが封印された直後あたりに嵐の歌を風車小屋で吹いたとしか出来ないかと思います。

意見等ありましたら連絡フォーム掲示板まで。
更新:2006/10/25
公開:2006/09/22